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美味しい水ってどんな水??
お水といっても私たちの周りには数え切れないほどの種類の水があります。
全国に広がる天然の水源から採れる天然水、海底のずっと下のほうにある海洋深層水、海外から輸入されてくるミネラルウォーター、不純物を極力取り除いたピュアウォーター、このように一言に「水」といっても様々な分類があるのはご理解して頂けたでしょうか。
では、よく言われる「美味しいお水」とは一体どのようなお水なのでしょうか?
本来の純粋なお水(H2O)は無味無臭です。
お水に味を感じるということは、水に含まれるミネラル成分に味覚として味を感じていると言うことなのです。
雨水は地上に降り注いだ後に地面に染みこんでいきます。
様々な地質層をとおる過程でカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムがお水に溶けていくのです。
この鉱物というミネラル成分の量によってお水に味が生まれ、美味しい水となっていくのです。
構成労働者にある「おいしい水研究会」の調査結果では、一般的に日本人が美味しいと感じるお水に含まれるミネラル成分の含有量は以下になります。
条件 含有物 | 条件 含有量 |
---|---|
ミネラル | 30〜200mg/リットル |
硬度 | 10〜100mg/リットル |
過マンガン酸カリウム消費量 | 3以下 |
遊離炭酸 | 3〜30mg/リットル |
残留塩素 | 0.4mg/リットル以下 |
臭気度 | 3以下 |
水温 | 最高20度以下 |
硬水と軟水
様々な飲料水を模索している皆様なら「硬水」「軟水」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
硬水と軟水とは水に含まれるミネラル成分の含有量の差を指しています。
お水の中に含まれるカルシウム、マグネシウムの量が1リットル中200mg以上が硬水となります。
硬水の味としての特徴は「渋味」「引き締まり」というのが印象的で一般的にダイエットにきくと言われており、
日本に輸入されている硬水として代表的なのはフランス産のコントレックスなどがあります。
軟水とは、お水の中に含まれるカルシウム、マグネシウムの量が1リットル中100mg以下の水を指します。
軟水は奥地に広がるまろやかな味が特徴で、一般的な日本のミネラルウォーターや水道水は軟水に入ります。 またお茶や紅茶、コーヒーを入れるのに適している水も軟水と言われております。